海外事業
▶「ミャンマーツヤトモ」
繊維関連産業に携わってきたツヤトモは、業界でいち早く難燃加工を施した自動車シート製造に着手し、主要自動車メーカーの多くの車種に採用されるなど、技術力と品質は日本国内で高い信頼を得ています。ミャンマーでは、日本国内で培った技術・ノウハウを活用し、高付加価値な染色・加工事業を行って参ります。
〜海外進出、ミャンマー繊維産業発展の高付加価値化の実現に向けて〜
| 名 称 |
ミャンマーツヤトモ株式会社 〔2020年8月設立〕 |
| 所 在 地 | Between 171 and 172 Milestones, Yangon-Pyay Road, Shwedaung, Pyay District, Bago Division, Myanmar |
| 事業内容 |
1. 繊維のデザイン、開発、染色、加工、繊維に関する商品の製造 2. 織物及び編物の販売、繊維に関する事業 3. 合弁契約書の条項に規定されるモノづくり、サービスの提供 |
▶JICA中小企業海外展開支援事業の実績
2015年
2015年2月23日～2015年12月25日
・基礎情報収集
・事業計画策定
ミャンマーに川中工程（高圧染色・仕上加工・難燃加工・難燃加工）の設備及び技術を導入し、同国の繊維産業の高付加価値化を図り、新たな雇用機会を創出、同国全体および繊維産業の課題解決に資することを目的として実施した事業可能性調査を実施。
開発可能性の確認
2016年・2017年
2016年6月8日～2017年4月28日
・染色整理産業技術の活用可能性
・ビジネス展開方針計画の策定
ミャンマーの繊維・縫製産業育成を目的とし、同国工業省および関連機 関、に対し、同業界の川中工程に必要な人材育成と育成に必要な必要資機材設備の重要性や提案企業の製品化技術と製品の紹介を行い、繊維産業人材育成教育により、同国が抱える開発課題の解決に貢献することを最終目的とし、現地適合性及び実現可能性を調査し、具体的なＯＤＡ案件として提案を行う。
検証活動・ニーズ確認
開発効果分析
2018年～
2018年6月28日～
技術指導
・染色整理技術（染色・評価試験技術）
・日本的経営技術
技術指導
・マーケット分析
・展開計画
人材育成メカニズム構築の基礎となるODA事業を実施。ミャンマーの第一国営繊維工場に高温高圧液流染色試験機を設置し、国際的に通用するレベルの染色技術者を育成、及び日本的生産管理・経営技術を習得した指導者の育成も行う。ミャンマー側は将来、染色整理産業技術及び近代的生産管理・日本的経営技術に係る人材育成センターを設立する計画であり、本事業で育成した人材が指導者となる予定である。
ビジネスモデル確立